アウディ A4 アバント ハイプレッシャーポンプ交換

本日の入庫車両は、アウディ A4 アバントをお預かりしています。

A4アバント(B8)

こちらの車両は、エンジンの始動時に車体の振動があり、メーター内に警告灯が点灯していました。

車両を診断させていただくと、高圧の燃料ポンプに不具合が生じていることがわかり、こちらを交換させていただくことになりました。

ハイプレッシャーポンプ

ハイプレッシャーポンプ(高圧ポンプ)どんな部品かと簡単に説明すると「低圧ポンプで供給された燃料を、エンジン内の燃焼室に直接噴射できる圧力へと高めるための部品」です。

ハイプレッシャーポンプの故障時の症状は、

  • エンジンの始動時にアイドリングが不安定になる
  • エンジンの回転が不安定になる
  • エンジンチェックランプの点灯
  • エンジンの出力低下の表示

上記のような症状がよくある不具合になります。

エンジンのトラブルとなると多くの部品が関係してくることが多いですが、上記に挙げた症状が出た場合は、ハイプレッシャーポンプの故障が原因となっているケースが多いです。

特に走行中にメーター内の警告ランプが点灯すると、ドキッとすると共に恐怖心もあおられますね。

部品交換

今回入庫の車両は上記の症状で言えば、「エンジンの始動時にアイドリングが不安定になる」と「エンジンのチェックランプの点灯」の症状が出ていることから、ハイプレッシャーポンプの不具合と判断し、部品の交換を行います。

ハイプレッシャーポンプの配置位置

赤丸の部分に装着されているのがハイプレッシャーポンプです。

ハイプレッシャーポンプ装着箇所
ハイプレッシャーポンプ装着箇所
ポンプ取り外し

ポンプを取り外すのはボルトを外すだけなので作業時間はそんなにかかりません。

新旧ハイプレッシャーポンプ

画像は取り外した、部品と交換する新品部品です。見た目にはそれほど傷んでる様子はありませんでした。

部品を交換し、車両の状態を確認するとアイドリングも安定し、症状は改善されたようです。

最後にコンピュータースキャンツールで異常が出ていた信号をリセットして、メーター内の警告ランプを消します。

その後は、ポンプが燃料圧力の規定値に収まっているか確認し、問題ないようですので作業は終了になります。

まとめ

アウディをはじめ輸入車の故障や不具合にお悩みの方はまず一度当社にご連絡ください!

ユーズドステーションでは純正品・社外品問わず輸入車の修理に必要な部品を確保する流通システムがございます。もちろん手に入りにくい部品などもあり、お見積りに時間がかかてしまう場合もございますが、是非一度お問合せください!

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