本日はパワーウィンドウの不調でBMW3シリーズE90をお預かりしました。

車両の状態は、右側後方の窓ガラスを開けると閉まらなくなったとのことで緊急入庫。
早速、故障箇所の特定をしていきます。
パワーウィンドウの故障の原因は大きく分けると以下の3つになります。
- ガラスラン(ゴムの窓枠部分)
- レギュレーター
- モーター
こちらの車両も上記の3つのどれかが原因で不具合を起こしていると思われます。分解して確認しています!

こちらの画像はドアの内張を外した状況です。
ドアガラスを動かすのには主に3つの部品で動かしています。
1.ドアガラス
2.ドアガラスレギュレーター
3.モーター
その他にも動作を行うために、スイッチ類も必要になります。
ドアガラスやモーターはなんとなく自動車に詳しくない方でも、どんなものか想像がつきやすいとは思いますが、ドアガラスレギュレーターについては聞きなれない部品だと思いますので、少し説明させていただきます。
レギュレーターは、窓ガラスをドア内部で支え、上下にスムーズに動かすための部品です。モーターからの動力により窓ガラスを昇降させています。

今回、入庫しましたE90のパワーウィンドウの故障は、ドアレギュレーターのワイヤーが切れて絡まってしまっていたことで発生したようです。

レギュレーターを動かすモーター自体は正常に作動していましたので、今回はレギュレーターの交換のみで問題なさそうです。
交換部品を注文して、部品交換でパワーウィンドウの動作不良は修理完了です!
今回部品が部品メーカーにすぐに在庫があり、中一日で部品が届きました。交換作業自体は約1時間20分ぐらいで作業は完了です。
ユーズドステーションでは代車を用意しておりますので、修理で入庫の場合も代車をお出ししています。
地域がら、移動にはどうしても車が必要になる地域になりますので、修理時のお車がなくなることへの不安も、代車を用意することで安心してお車を預けていただけます。
BMW・アウディと言った欧州車も経験豊富なベテラン整備スタッフが対応いたしますので、安心してお任せください!
万が一のトラブルは、まずはユーズドステーションにご連絡ください。
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