日産 セレナ ブレーキジャダーでお預かりしました。

セレナC26

本日はブレーキを踏むとブレーキペダルがガタガタと振動するとのことで、点検の為車両をお預かりいたしました。

車両の足回りとブレーキ周りの点検をさせていただき、ガタつきの原因はブレーキのディスクローターの厚みが何らかの原因で不均一になることで起こる、ブレーキジャダーが原因と判明、修理をさせていただきます。

ブレーキの点検

ブレーキが振動する原因でもっとも多いのが、ブレーキローターに歪みや波打ちが起きていることです。歪む理由は大きくわけると「ローターの錆」、「熱による変形」、「非ブレーキング時のパッドの擦れ」などです。

修理方法としては、ローターを研磨して一時的にジャダーを抑えることは可能ですが、研磨の場合は一度でも激しいジャダーが起きた車両ではすぐに現象は再発してしまいます。この症状を続けていくとハブベアリングや、ナックル、サスペンションブッシュなど、周囲の部品にもダメージが蓄積されてしまいます。

なので今回は車両のオーナー様と相談して、ブレーキディスク本体を新品に交換させていただきました。

ブレーキディスク新品

上記の画像は、ブレーキディスクを新品に交換した時の画像です。

取り外したブレーキディスク

こちらは取り外したブレーキディスクです。 パッと見ただけでは分かりにくいですが、ディスクはジャダー原因になる歪みなどがございます。

交換後車両を試乗しましたがジャダーはもうなく、問題ないようですので納車いたします。

ブレーキジャダーの原因のディスクの歪みの原因は、

・ローターの錆

・熱によるローターの歪み

・非ブレーキング時のパッドの擦れ

などが一般的です。

あまり普段お車に乗ることが好きなく、ローターなどが錆びつきやすい方は、軽い錆の時はゆっくりと走行してブレーキを優しくかけて、表面の錆を落とすことも有効です。

熱による歪を発生させないためには、強いブレーキングを繰り返さないことです。

日々の運転のなかで、クルマの状況の変化をしっかりと把握しておくことが大切です。車両の定期点検でも、点検作業者へブレーキパッドの片減りについて聞いたり、不具合が起きていないか、確認をすることも予防につながります。

ユーズドステーションはお車の整備や車検だけではなく12ヶ月点検など車両の点検も行っております。

愛車を長く、大事に乗っていくためには日頃の点検、メンテナンスも大事になりますので、点検の際はお気軽にユーズドステーションにお声がけください!

ご入庫ありがとうございました!

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