本日はエンジンの始動不能でプジョー3008をお預かりしました。

小排気量ガソリンターボエンジンには高圧側と低圧側の2種類の燃料ポンプが有ります。
今回のようにセル(スターターモータ)は回るのにエンジンがかからないという時にはまず低圧側燃料ポンプを疑います。
低圧側の燃料ポンプが故障するとエンジンが始動できなくなるからです。

写真が分かりづらいですが、こちらはリアシートを外しております。リアシートを外すとサービスホールが開いており、こちらから燃料ポンプが取り外しできます。

画像はサービスホールから燃料ポンプを見た状態です。

こちらが取り外した燃料ポンプです。
交換後はエンジンも問題なく始動でき修理完了です。
年間にも数件ある事例ですのでプジョーではよくある故障の部類ではないでしょうか。
この度はご入庫ありがとうございました。