車両紹介! 今回のおすすめ車両はスウェーデンの自動車メーカー、ボルボV40 D4です!

今回のおすすめの欧州車は、
スウェーデンの自動車メーカー、ボルボV40 D4です。
このモデルは、ボルボ車の会社方針である全車EV化が難しく
残念ながら2019年をもってシリーズの生産終了が決定した
その最終型(3代目)にあたる2017年モデルです。

V40正面写真
V40後方写真
V40側面写真
主要スペックは、
・全長 4370mm
・全幅 1800mm
・全高 1440mm
・ホイールベース 2645mm
・トレッド(前/後)1545mm/1535mm
・最低地上高 135mm
・車両重量 1550kg
・最高出力:190ps(140kW)/4250rpm
・最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpm
・使用燃料/燃料タンク容量 軽油/62ℓ



このボルボV40 D4の魅力は、乗ってみないとわからない
ワクワクするエンジンスペックです。
最大馬力190の2リッターディーゼルターボエンジンは、
わずか1750rpmの低回転数で400Nmというぶっといトルクを発生。
これにより、スタート時にはアクセルペダルに足をわずかにのせ軽く力を入れるだけで
ほんのひと呼吸おいてググーッと車を押し出してくれます。
また、高速道路ではこの力強い加速感に加え、
時速100キロを常にゆとりの低回転域でキープして走れる
まさに大人のドライブをじっくりと満喫できます。
さらに長距離走行ではカタログ表記と同燃費のリッター20キロの実現も可能です。


そしてボルボといえば歴代モデルから継承された高い「安全性」が自慢です。
車の骨格には、通常の車のフレームに用いる約5倍の強度を誇るボロンスチールを各所に使用。
万一の事故の衝撃から乗員を守ってくれます。
また、世界初の歩行者用のエアバックをはじめ、
先進の安心安全装備を標準で装備しているところがボルボなんです。


ボルボv40 D4のメリットをまとめてみます。

・200〜300キロクラスの移動であれば全く疲れ知らずのシート。
・デザイン性が高く美しく個性的なリアデザイン
・充実の安全装備が標準装備
・長距離移動が楽しくなる高燃費
・日本製8速ATの安心感と信頼性
・飽きのこない洒落た内装デザイン
・握りやすく高級感のある皮巻きステアリング
・2016年から採用のカッコいいトールハンマーヘッドライトライト
・気持ちよく曲がる、加速する、スポーツ走行も実は得意!


続いてデメリットは、

・メインとサブの2つを有するためバッテリー交換が高額
・絞り込まれたリアデザインのため荷室は期待以上に広くない
・停車時には少し耳障りなディーゼル音
・タッチパネル式ではない前世代のナビゲーション
・夏場、天井から熱気を感じるパノラマ・ガラスルーフ


最後にこのボルボV40 D4をおすすめする方とは?

・お車に高い安全性を求められる方
・長距離移動の際、疲れない快適な車を探している方。
・北欧デザインが好きな方

2019年に生産終了となったボルボV40 D4ですが、
安全安心を軸足とした車づくりの思想、
力強い走りと、人間工学に基づいた快適で瀟洒なシートデザインなど
「これ以上に車は進化する必要がないのでは?」と思わせてくれる
深い魅力に包まれた1台です。

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