Audi TT ブレーキパッド・ブレーキローター交換作業

本日の入庫車両はこちらです。

アウディTT

アウディ・TT(8J型)

こちらの車両を、メーター内に警告灯が表示されるので内容のチェックと、リアブレーキパッドが交換時期の為、車両をお預かりして作業致します。

スキャンツール診断

コンピューター診断機で故障内容の診断

スキャンツールを使用して車両状態の確認を行います。

警告灯の表示の原因はABSアクチュエーターの不良が原因のようです。

今回は診断のみで修理についてはオーナー様と相談になります。

リアブレーキパッド・ブレーキディスクの交換

ブレーキパッド交換

リアブレーキのパッドとディスクを交換していきます。

交換前のブレーキパッド
新品パッド

上の写真が交換前のブレーキパッドです。下の写真(交換後)と比べるとパッドがかなり減って薄くなっているのがわかると思います。

新品ディスクブレーキ

新品のブレーキディスクです。パッドと同時に交換しております。

国産車では通常ブレーキパッド交換で完了となるのですが、輸入車ではブレーキパッドと一緒にブレーキローター(ブレーキディスク)の交換も必要になります。

輸入車の特徴としてブレーキディスクもパッドと一緒に摩耗しながらブレーキの制動力を高めているので、ブレーキディスクがあまり摩耗しない国産車と比べて、ディスクの減りは非常に早くなります。

もちろんその分、しっかりとしたブレーキの制動力を得れるのも輸入車(欧州車)の特徴です!

交換した部品

交換した部品です。

輸入車のブレーキメンテナンスで気をつけること

輸入車のブレーキメンテナンスで気をつけなければいけないことがあります。近年の輸入車の多くに後ブレーキの電動パーキングブレーキ機構が採用されています。

電動ブレーキを採用している車両は対応したスキャンツールで設定を行いながら作業を行わないと部品を破損させてしまったり、初期設定(リセット)ができないので、対応した最新のスキャンツールを保有している整備工場でないと作業は行えません。

ブレーキのメンテナンスは自動車を安全に載っていただくためにも欠かせないことです。安心して愛車を預けていただけるように、ユーズドステーションは常に最新のスキャンツールを用意しております。

近年の自動車の修理にはスキャンツールは欠かせないツールになっています。

安全性が高い輸入車のブレーキ性能を発揮するためにも、輸入車整備に対応した整備工場で定期的なメンテナンスを行い、安心安全なドライブをお楽しみください。

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