本日の車検預かりは、ダイハツ ムーヴキャンパスです!

ユーズドステーションでは輸入車の車検・整備だけではなく、国産車両や軽自動車の車検も行っております。
ユーズドステーションは通称「民間車検場」とも言われている。運輸局指定整備工場です。指定整備工場は車検場のような検査ラインを自社工場に持ち、国家2級以上の整備士と検査員の有資格が在中など厳しい条件をクリアしている整備工場が指定整備工場として登録されています。
自社工場に検査ラインがございますので、車検の際に車両を陸運局に持ち込む必要がなく、すばいやい車検が可能になっております。
指定整備工場は、万が一にも検査基準を満たさない車を合格にした場合、営業停止などの厳しい処分になってしまいます。ですので整備不良の車を出さないようにしっかりと点検、整備を指定工場では行なっております。
それではムーヴキャンパスの整備を開始いたします。

エンジンオイルを交換しています。
エンジンオイルには潤滑油としての役割があります。エンジンに使用されているさまざまなパーツが円滑に動く為にはエンジンオイルが不可欠です。エンジンオイルのおかげでパーツがスムーズに動き摩耗を防いでくれています。
ただし、エンジンオイルは使用を続けていると劣化していき、潤滑作用が失われていきます。潤滑作用が失われた状態でエンジンを動かし続けると、徐々にエンジンの機能が低下し故障の原因になりかねません。
そうなる前にエンジンオイルの交換が必要になります。
エンジンオイルの交換時期は車両によっても違いがありますが、一般的に3,000km〜5,000kmでの交換が推奨されています。走行距離が少なくても1年以上乗り続けている場合は交換をするのがおすすめです。

続いてブレーキフルードの交換作業です。
ブレーキフルードもエンジンオイル同様、劣化していきますので交換が必要です。エンジンオイルほど頻繁に交換は必要ないですが、基本的には車検ごとに交換するのが一般的です。普段車に乗らず、走行距離があまり行かないお車でも、ブレーキフルードはたとえ車を動かさなくても劣化していくため、定期的に交換が必要になります。

こちらはリア側のブレーキです。ムーヴキャンパスのリアブレーキはドラムブレーキになっています。
ドラムブレーキは、内部にブレーキシューが装着され、それを内側から外側へ圧着させることで静動力を発揮するブレーキシステムです。
こちらは点検後、ブレーキ内部を清掃いたしました。

バッテリーをチェックします。

今では新型車には当たり前になっている、アイドリングストップ機能ですが、その弊害としてバッテリーへの負荷が大きいと言われています。そのことにより従来よりバッテリー交換の推奨サイクルは縮まっています。

こちらの画像はエアーエレメントの交換作業です。エアエレメントとエアコンフィルターを同じものだと認識しやすいですが、別のフィルターです!エアエレメントは、エンジンで燃焼させる空気に混じっているホコリやチリを取り除く役割のパーツです。綺麗な空気をエンジンに送ることにより、エンジンはスムーズに燃焼し、最善のパフォーマンスを発揮できるようになります。 エアエレメントは、約3万〜5万km使ったら本来の性能が発揮できなくなる消耗パーツです。こちらも定期的な交換が必要になります。

こちらが交換部品です。
今回の車検では各項目の点検以外に、
・ブレーキオイル交換
・エンジンオイル 交換
・ワイパーゴム 交換
・バッテリー交換
・リアブレーキ洗浄、グリスアップ、調整
上記を行いました。
消耗部品の交換などはオーナー様と相談しながら交換を決めさせていただいています。
この度は車検でのご入庫ありがとうございました。