本日は車検で入庫しました、フォルクスワーゲン・ポロのスタビライザーリンクの交換をご紹介いたします。
車両はこちらです。
フォルクスワーゲン・ポロの4代目のモデルですね! とても綺麗に乗られています!
まずは通常通り車検項目を点検していきます。
ブレーキフルードの交換作業です。
ブレーキフルードもエンジンオイル同様、劣化していきますので交換が必要です。エンジンオイルほど頻繁に交換は必要ないですが、基本的には車検ごとに交換するのが一般的です。普段車に乗らず、走行距離があまり行かないお車でも、ブレーキフルードはたとえ車を動かさなくても劣化していくため、定期的に交換が必要になります。
スタビライザーリンクのボールジョイントブーツがやぶれてしまっています。こちらはこのままだとジョイント部分から異音がしたり、やぶれたままでは車検の検査に通りませんので交換いたします。
スタビライザーリンクは。サスペンションとスタビライザーを繋ぐようにナットで固定されています。
スタビライザーリンクでサスペンションと繋がっている、スタビライザーはどんな役目があるのか簡単に言うと、車のボディが大きく横揺れするのを防いでいます。 自動車の快適な乗り心地を維持する為には不可欠なパーツになります。
スタビライザーは別名、アンチロールバーとも呼ばれていて、コーナリング中に発生する車のロール(左右に傾く挙動)を抑えます。ロールしようとすると、スタビライザーにねじる力が発生し、この力でロールの軽減に効果が発揮されます。
スタビライザーリンクは、上記で説明したスタビライザーの効果を得るために必要な部品になります。
ロールを抑える役目はスタビライザーで、スタビライザーリンクはそのスタビライザーを車体に固定して支える役割を担っています。
あまり大きな部品ではないですが、自動車を安定して走らせる為には重要な役割をしているパーツのひとつですね。
この度は車検でのご入庫ありがとうございました。