エンジン不調をおこしたポルシェ カイエンをご入庫いただきました。
ご入庫いただいた時アイドリングが不安定でエンジン不調をおこしていました。
早速原因を探っていきます。
コンピューター診断から「点火系」に異常があることが分かりました。
さらに深掘りすると点火の役割を担うイグニッションコイルが原因ということが判明。
イグニッションコイルはコンピューターからくる点火信号を受けて、電力を倍増させる役割をしています。
その役割が出来なくなりエンジン不調をおこしてしまいました。
原因も分かったため新品の部品に交換します。
交換後に走行テストを行い正常に戻ったので今回の修理は無事完了です。
点火系の部品がイグニッションコイルと他にスパークプラグという部品も存在します。
この二つの部品が劣化や故障した場合はアイドリングの不安定、エンジンのパワー不足によるスピード低下やチェックランプの点灯、最悪の場合エンジン停止などの不具合を生じます。
交換頻度はユーザー様の運転環境などによって変わりますが、期間でいうと4年~5年で距離でいうと4万キロ~5万キロとされています。
必ずその期間でエンジン不調をおこすわけではないですが、エンジンが止まりレッカーで搬送という最悪なケースにならないよう早めの交換をオススメします。
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